日本僑報社主催、日中国交正常化40周年記念「日中関係を知る良書ブックフェア」が去る12月29日に閉幕しました。当フェアは日中国交正常化40周年記念認定事業であり、日中関係をテーマとしたブックフェアとしては日本初の試みでした。
 
 
 日中国民交流友好年親善大使である関口知宏氏の推薦を受け、書籍取次の株式会社トーハン・日本出版販売株式会社のご協力の下、7月13日八重洲ブックセンター本店での開幕式を皮切りに、ジュンク堂池袋本店・三省堂書店神保町本店・紀伊國屋書店新宿本店・東京大学生協本郷書籍部などをはじめ日本各地の大型書店で弊社選りすぐりの40冊が特設コーナーに並びました。2012東京『中国文化祭』でも、同ブックフェアのコーナーを設け、程永華駐日大使にもご来場いただきました。
 開幕式には福田康夫元首相、江田五月民主党最高顧問など各界の著名人からも祝辞が寄せられ、汪婉中国駐日本大使館参事官・大使夫人や本の著者、出版関係者らも多数駆けつけてくださいました。
 朝日新聞、人民日報海外版などのメディアは広く介紹されました。弊社は創業以来、書籍を通じて日中の相互理解増進のために邁進して参りました。
 

 ブックフェア開催にあたって、駐アメリカ日本大使館公使千葉明氏より「日中関係と並んで重要な米中関係ですが、ここアメリカには米中関係に特化したような出版社はなく、そういった意味でも日本僑報社の取り組みはまことにユニークかつ重要です。」とのお言葉を頂いております。小規模な出版社ながら、多くの方々に弊社の理念をご理解・ご支援いただき、このようなフェアを開催できました事、感謝に堪えません。
 相互理解が足りないと言われる日中関係・・・折しも日中関係に暗雲たちこめる時期に開催された当フェアは、日中関係を扱う書籍が若い世代へと読み継がれていくためにも大変意義のあるイベントであり、フェアが継続的に開催され、日本全国へ広がる事を期待します。今後とも微力ながら、両国友好のための出版事業に尽力させていただく所存であります。





 

 日中国交正常化40周年を記念し、文化交流をテーマにしたブックフェアが中央区八重洲2丁目の八重洲ブックセンターで始まった。
 1998年から日中に関する本を出版するなど、草の根交流を続けている日本僑報社(豊島区)が主催。これまで送り出してきたのは約220冊。その中から、両国で続けている作文コンクールの受賞作品集や、中国の高校生が書いた日本滞在記、特派員記者・外交官によるリポートから、胡同(フートン)(北京の生活路地)の写真集まで40冊を厳選した。
 13日にあった開幕式で、編集長の段躍中さん(54)は「40周年の節目に、総理大臣が来るような大きな本屋さんでこうしたフェアが開催できるなんて夢のようです。本を通じて日中の国民の信頼関係が少しでも良くなればうれしい」と話した。フェアは12月末まで。詳しくは同社ホームページで。
              (7月17日付の朝日新聞東京版より)

 

祝辞:福田康夫・元首相
  祝辞:江田五月・元参議院議長
福田康夫・元首相祝辞   江田五月・元参議院議長祝辞
 

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 (中国通信=東京)東京6日発新華社電によると、第1回中日出版界友好交流会が6日、東京で開かれ、中国の出版社19社の代表と数十人の日本の文化界の著名人、出版社などの代表が出席した。
 中国経済出版社、中国建築工業出版社、高等教育出版社など19社の代表は5日、日本の図書市場の全体的状況を知るため、東京ビックサイトでの第19回東京国際ブックフェアを見学した。今回の交流会で中国の優れた出版物をどのようにして日本の市場に進出させるかについて日本側出席者と熱のこもった話し合いが行われた。日本側の関係者も日本の優れた図書に中国の読者をどのようにして引き付けるかについて中国側代表と意見を交換した。
 今回の交流会は中日国交正常化40周年を記念して両国出版界の交流と協力を推進するため、中国環球新聞出版発展有限公司と日本僑報社の共催で開かれた。日本僑報社の段躍中社長は、今回の友好交流会を通じ、中日双方が互いに学び合い、参考にし、協力の道を探ることは、今後の両国出版業の発展にプラスの意義があるとの認識を示した。
※ 写真上は上瀧博正・元トーハン会長が挨拶


 7月14日午後、東京都豊島区池袋の豊島区立生活産業プラザにおいて、日本僑報社、日中翻訳学院主催による武吉塾第8期(通信講座)のスクーリング及び修了式が、受講生、一般参加者合わせ約30名参加のもと開催された。
講座で武吉次朗教授は長年の経験にもとづいた翻訳の楽しさ、難しさについて、ユーモアをまじえ楽しく、かつ解りやすく翻訳のノウハウを講義した。
 つづいて「中国語ジャーナル」板垣友子記者による特別講演、塾生代表による体験談が発表され、塾生には修了証書が手渡された。
 引き続き行われた懇親会で武吉教授は、通信講座は当面の目標として10期まで行い、その時点の気力、体力の状態でそれ以降を判断したいとの挨拶に、連続受講が多い塾生から講座の継続を望む声が上がった。
今回の懇親会には先の重慶総領事清野清水氏が参加され、重慶時代の思い出や現在ジャニーズ事務所と共同で活動している仙台にパンダを呼ぶ運動について披露され、参加者から歓声が上がった。今回も関東地方以外に徳島県、京都府、滋賀県、新潟県など遠方から参加した人も多く、連続受講の塾生は久しぶりの再会を楽しんだ。(岩楯嘉之)


関連報道
 
■日中新聞 2012.08.03
 
■日本と中国 2012.08.05
 
■朝日新聞 2012.07.17
■八重洲ブックセンター7階、特設売り場 2012.07.13〜12末
     
     

 
 
 

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